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いい加減に生きる―スピリチュアル仏教のすすめ33

いい加減に生きる―スピリチュアル仏教のすすめ33 人気ランキング : 71,736位
定価 : ¥ 1,575
販売元 : 講談社
発売日 : 2004-05
価格 : ¥ 1,575
”こころの処方箋”を携え平成の高野聖が行く!!!

病院に僧服で入るには目をはばかる平成の日本。救いを求める人の中に飛び込み、実践に精進する仏教者の”こころの処方箋”をお飲み?お読みになりませんか。釈迦の悟り、弘法大師の救い、高野山での修行、スリランカでの僧侶の活動に深い感銘を受けられた著者、大下大圓師の薬が満載!!!病気に負けない力を頂戴出来ます。私自身もアメリカで入院中、病院への宗教者の訪問に力を頂いた経験から、日本でもこんな活動があったらと考えておりました。病人の方ご自身、身近に病人を抱える方にも勧める<読む薬>です。

病に疲れている人に

この本は、ある意味でとっても希有な経験に基づく著作だと思うんだ。考えてみると、僕らは僧侶というのを、お寺か葬儀場か、あるいは講演会場でしか目にしないよね、病院で僧侶に会うなんて、縁起が悪いって追い出されそうなことは想像に難くない。なのにこの著者は、病院にいて、病んでいる人のそばに寄り添っている。正真正銘の「有り難い事」だよね。健康な人が読んだら「へぇ〜」だけかもしれないけれど、僕は今病んでいる人のそばにいるから、自分の無力さと、言葉の虚しさに、ほとほとあきれている。そんな時、この本を読んで、今ここにこの著者がいたらって思ったよ。宗教書として興味を持つ人よりも、心や体が「今」病んでいる人や、病んでいる人のそばにいる人にお薦めしたい。

つまり適当ということ

「スピリチュアル仏教」などという聞きなれない言葉が使われているが、内容は普通の仏教エッセイ、あるいは文章による法話(お説教)である。とくに目新しい発想や仏教徒としての提言はなく、無難な「いい話」に仏の教えが接木されている。
著者のいう「いい加減」とは、いわゆる「中道」のことであるそうだ。極端にかたよらないバランスのとれた生き方だから「いい加減」。そういう心がけで思い込みやこだわりを上手に解きほぐしていけば、きっと楽に生きていける、というオーソドックスな考え方である。…うーん、もう少し革新的な仏教論を期待したのだけれど、そういうのはだめだろうね。これから仏教を知りたい、学びたい、という人には推薦します。

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