第三の眼の覚醒
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未来の精神文化への予感、道の途上での危険の警告 |
著者は霊的センター、霊的身体、音・色・数の秘教的解説、占星学、秘教の歴史をまとめようとしていますが、各テーマについての解説は的を得ているとは言いがたく、他の本の受け売りをしているのが実際のところです。むしろエネルギー対応を間違えていたりしてあやまった観念を植え付けてしまうところが多いです。
(本書においても誤った者によって真理が伝えられることがあると著者自身が言っています!)
18章に真の霊的覚醒者は霊的事柄について得意げにならべたてて、語り続けることはないと言っていますが、これは識別のための重要な指標になるでしょう。書店にあふれかえる書物はまさにそういった寝言にあふれています。ハイアラーキーやイニシエイションについてとくとくと書いてある本がそれです。
道における危険については実際的に危険なグループや指導者について述べています。特に霊的に高位の爵位を主張する「自称霊覚者」と女性信徒との間で行われることがらについて示唆されています。実際のトラブルなどが昔からあったのですね。この18章が本書でもっとも注目するべき章であると思います。
最終章の19章には新時代への霊性の目覚めについての予感を著者なりに述べています。
瞑想についての解説は他の著作を参考に書いているだけですので、これをそのまま参考にするのは危険でしょう。
タイトルにある「第三の眼」については、原題にfindingとあるように著者自身が第三の眼についてわかっているわけではないようであり、やはり他の本が言ったことなどから、この主題に何かありそうだということをいっているだけです。日本語タイトルにある「覚醒」は著者はなにも語っていません。
それとどうもこの翻訳は全体的に抄訳のような感じがあります。

